音楽アラカルト






 平成30年2月12日にたじみ音楽でまちづくり市民協議会のたじみ音楽でまちづくりコンサ-ト委員会が主催した世界3大ピアノを聴くを鑑賞することができました。
 このコンサ-トは、永年の企画が夢でありやっと実現できたと主催者より聞き、朝から出かけていきました。
 内容は、朝10時より多治見市内のア-トスペ-ス・ホリエのサロンホ-ルにて、ベヒシュタイングランドピアノから始まり、11時30分には多治見市文化会館大ホ-ルのスタインウェイフルコンサ-トピアノ、午後4時よりメインである、小ホ-ルのベ-ゼンドルファ-フルコンサ-トピアノによる「田村緑ピアノリサイタル」であります。
 ベヒシュタイン、スタインウェイはミニコンサ-トではあるが、それぞれ観客は目の前にて演奏を聴き、肌でピアノにタッチして、その感触を味わい、ピアニストの田村さんの解説も交え、今までに無い本物のピアノの素晴らしさを堪能しました。又メインコンサ-トは、これも趣向が凝っていて、前半は作曲家バッハ、ベ-ト-ベン、シュ-ベルトの演奏を聴き、後半はムソルブスキ-の「展覧会の絵」を演奏され、プロジェクタ-にて~ヴィクトル・ハルトマンの思い出~を曲に合わせて絵をも鑑賞しながらの、耳で聴いて、目で見ながらの企画で、私たち観客はとっても満足をし、本物のピアノスト田村さんの演奏は心より感動を覚えました。
 田村さん、又このコンサ-トを企画した、たじみ音楽でまちづくりコンサ-ト委員会、多治見市文化会館の皆様に感謝感激です。
名古屋市在住 クラシックファンより





 平成29年11月12日に、しあわせ気分コンサ-ト~音楽deまちづくりシリ-ズ~として、演奏者は、アンサンブル オルテ (フル-ト、チェロ、ピアノ)から成るユニットと題して多治見市役所 駅北庁舎2階ロビ-にて開催されました。
主催は、たじみ音楽でまちづくり市民協議会の、たじみ音楽でまちづくりコンサ-ト委員会により、コンサ-トが行われたことは、今後の多治見市民及び近隣の音楽愛好家にとっては大変有り難い催しの一つとなりました。コンサ-トの内容も、クラシックから唱歌、映画音楽まで幅広いレパ-トリ-で、楽しいおしゃべりも交え、満員の会場のお客様は満足されていました。又会場のディアパソンピアノの音色がとっても美しく、演奏者からも絶賛の声がかけられました。このような素晴らしい会場が、多治見駅から歩いて、2,3分の距離にあることは、音楽でまちづくりの一環として、今後もコンサ-トを続けてくださることを心から願っています。
多治見市民より





 先般2017年9月9日(土) 可児市文化創造センタ-ala主劇場にて Summer Concert 2017 が開催されました。Programは、新日本フィルハ-モニ-交響楽団及びピアニスト上原彩子さんによる演奏であります。
 その中でやはり一際花が咲いたのは、チャイコフスキ-ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23でありました。
上原彩子さんは、今から15年前、第12回チャイコフスキ-国際コンク-ルピアノ部門で日本人初の女性優勝者であり、その年の8月に多治見市文化会館大ホ-ルで、優勝後日本で最初のピアノリサイタルが開催されました。
 あの時の初々しい姿からは想像も出来ないほど、今は進化され、日本を代表する超一流のピアニストに成長されました。私はそれまでに幾度か、彼女のコンサ-トを聴いてきましたが、その都度、その都度成長され、本日のコンサ-トは、日本のあらゆる一流と言われている女性ピアニストを超越した、日本で一番の演奏家であることを、証明された演奏であったかと思います。演奏を弾き終えた彼女の堂々とした振る舞いを見て、思わず涙が出る程でした。
 そこで、今一度多治見市文化会館でのコンサ-トが実現できるよう期待したいものであります。きっと彼女もそれを望んでいることと思います。
音楽大好き人間より





 平成29年8月27日(日)に多治見市文化会館小ホ-ルにて、「多治見・春日井 交流コンサ-ト」長江希代子(ソプラノ)&内匠 慧(ピアノ)のジョイントコンサ-トが開催されました。
 このコンサ-トは、多治見市・春日井市そして、多治見商工会議所・春日井商工会議所が、「自治体間連携・協力に関する基本協定」が結ばれたのを機に、たじみ音楽でまちづくり市民協議会の、たじみ音楽でまちづくりコンサ-ト企画委員会が主催なり、開催されました。
 音楽は地域の市民交流としては、最高の催しと考えます。
 しかしこのような企画をするにあたり、主催者側は大変な苦労が伴います。それは金銭的支援は皆無で、行政、商工会議所はと申しますと、名前は貸すが金は一切出さないとのことのようです。文化交流は市民の力だけでは、なかなか厳しい現実があります。折角自治体基本協定が結ばれたのであれば、市民、行政、会議所等々が、一致団結して、お互いの市民との交流に繋げてもらいたいものです。
 コンサ-トの内容はと申しますと、長江希代子さんは多治見市出身で春日井市の中学校の音楽の先生であり、音楽に情熱をもって、子供たちの指導をしながら、自分自身の研鑽にも努力され、音楽界でも活躍されています。ソプラノ歌手であり、声の音質が透明で素晴らしく、特に日本歌曲には、音楽界でも一目おかれた存在であり、今回のモノオペラ玉井明作品「空家の風鈴」は、絶賛でした。
 内匠 慧のピアノは、テクニックもきわだっていますが、一番は音楽性とタッチによる音色の良さが冴えわたっていました。若手のピアニストとして今後も大いに期待される逸材と見る。
 このような素晴らしいコンサ-トが実現し、多治見市民と春日井市民との交流こそが、両地域の活性化に繋がり、今後もこの交流コンサ-トが末永く行われることを期待する者である。
音楽大好き人間より





岐阜新聞に掲載されました。2017.7.7





 2017.6.25日(日)バ-ロ-文化ホ-ル(多治見市文化会館)にて、(まるごと一日音楽の日inたじみ)が、開催されました。
 陶都楽友協会と文化会館が連携し、音楽で一日中楽しんでもらう企画とのことでした。
 表題を見ると、(メインコンサ-ト・0才からのうたごえコンサ-ト・歌声喫茶・レコ-ド鑑賞・親子フレッシュコンサ-ト・フレンドリ-クラシックコンサ-ト・楽器を演奏してみよう&きいてみよう)です。演奏会場と時間を各会場に分けて、音楽を奏でる陶都楽友協会のメンバ-と各会場でのお手伝いの方たちが共に協力をして、音楽を創る姿と、音楽を楽しむ子供から大人のお客様とが、三位一体となっていて、大変感動しました。会館始まって以来の楽しい音楽会でした。
 今後も一過性に終わらないで、継続してゆくことをこころよりお願いします。
ペンネ-ム : チュ-ニングピンより





 多治見市北庁舎2階のロビ-ホ-ルに昨年寄付された、ディアパソン・グランドピアノについてご存じでしょうか。
 このディアパソン・グランドピアノは、今は亡きピアノ技術者として、日本の重臣の一人であった、大橋幡岩氏の設計によって、昭和23年(1948年)、手づくりによる記念すべき第一号が完成したのです。それまで40年以上にわたり、ピアノづくりをしてきた大橋が、どうしても「自分が理想とするピアノをつくりたい」との思いにかられて、準備に準備を重ね、培ったピアノづくりの経験をもとに、ピアノの原理、原則を理解し尽くした観点から「理想のピアノ」だけを念頭に置いてデザインしました。
 そして木型をとり、素材を選び、ノミとカンナ、ノコギリなどを主な道具に、採算も、手間も、まったく度外視して、「いい音」「納得できるピアノ」だけを追い求めた製作活動の末、戦後間もない日本に、ディアパソンピアノが産声をあげたのでした。理想を追求したそのピアノは、奇しくも音楽的価値で世界を凌駕した、ドイツ・ベルリン製の、ベヒシュタインに音質が近いと評されました。
正統なヨーロッパタイプの音質を持つディアパソンが世に出たのです。
そして今日まで、ディアパソンピアノは、日本のピアノファンに愛され、幻のピアノと評価され、多くの音楽家に親しまれて参りました。
ところが2017年を期に、全ての製造を中止し、(株)河合楽器製作所に吸収されてしまいました。
 全国のディアパソンピアノファンから、惜しまれる声が届いているそうです。
今後はこのような素晴らしいピアノを生み出すことができません。
多治見市民の皆さんに、今後とも親しまれるピアノであって欲しいと、心より願うばかりであります。
ピアノファンの一人より





 先般、平成29年4月21日(金)多治見バロ-文化ホ-ル・大ホ-ルホワイエにて、グランドピアノお披露目コンサ-トを聴きに参りました。
永年ホワイエにて、コンサ-トができたらと思っていましたが、高橋賢亮先生がとっても素晴らしいグランドピアノをご寄付されたことにより、音楽の輪が、又、広がりました。
 そこでホワイエは、市民に開放して、市民による市民のコンサ-トを行うことを切に願うものであります。
 館長に聞きましたら、そのような気持ちがないようなご返事でした。
 と申しますのは、今の文化会館のコンサ-ト運営は、全て文化会館主導型で、市民が市民によって企画するコンサ-トがありません。文化会館は市民の声を聞いた企画を是非考えてほしいと思います。
 特にホワイエでのコンサ-ト企画は、演奏する人と聴く人との想いが一致することが一番大切であります。只単に、演奏者が演奏する音楽ではだめです。
 そこには深い思い入れがあり、音楽を生かす企画が必要です。
 ホワイエのグランドピアノは市民が寄付したものであります。
 寄付された方の希望を取り入れ、市民の声を聞いた音楽企画を、市民と共にできたら、  このグランドピアノは、きっと生かされるかと考えます。
 又市民にも、大きな財産となることを、体験していただきたいと思います。
音楽大好き人間より





 ピアニスト金子三勇士名古屋フィルハ-モニ-交響楽団との共演で、バルト-ク作曲のピアノ協奏曲第3番が演奏されました。これはバルト-クの「白鳥の歌」である。白鳥は死ぬとき、一声美しく鳴くという伝説があり、バルト-クは白血病にかかり、命がいくばくもないこと知り、作曲することに踏み切ったが、最後の17小節がスケッチのまま残ってしまったのです。この曲は愛する夫人のために書かれたとのことですが、金子の演奏もその意図が伝わるかのように、心を込めた美しい愛が全曲に香りを放っているかのように、素晴らしい演奏でした。
2017年3月25日(土)
愛知県芸術劇場コンサ-トホ-ル、午後2時より





 金子三勇士ピアノリサイタルが開催されました。金子さんの人間味溢れる音楽により、演奏者と聴衆者との一体感が生まれ、素晴らしいコンサ-トとなりました。時には激しいタッチで時にはソフトなタッチで、ベ-ゼンドルファ-のピアノの音色がホ-ル一杯に響き渡り、一流のピアニストと一流ピアノとちょうど良い広さのホ-ルとが三位一体となり、お客様にとっては「音楽が聞こえる至福の一夜」でありました。今後もこのようなコンサ-トが開催されることを切に希望します。
 そして、
ピアニスト金子三勇士がNHK-FM「リサイタル・ノヴァ」の司会者に 4月より抜擢されましたことをお知らせします。
3/18朝 オ-スタット国際ホテル多治見・玄関前
平成29年3月17日(金)
多治見バロ-文化ホ-ル(小ホ-ル)にて






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